【3つの解決法】ギタリストの悩みでもあるピッキング、コレで綺麗に弾ける!!
皆さん、こんにちは。ギター好きの前田です。今回は、私もかなり悩まされてきたピッキングに関して、書こうと思います。
よくやりがちな方が多いであろう3つの注意点を書きます。
ピックを深く弦に当てすぎ
よくありがちなパターンに深くピッキングしすぎているというのがあります。
ピックが弦に当たった瞬間に振動しはじめなければなりません。深くピッキングしてしまうと、ピックが弦に当たった状態で弦が押しつけられ、ピックがしなります。そして、弦が曲がり、ピックが弦の剛性に耐えられなった時に、スルッとピックが通り抜けて、やっと振動が始まります。
そう、ピックで弦を押さえつけた状態になるので、弦がピックから解放されるまで振動しないんですね。これが原因で出音が遅れる事になります。
この弾き方をすると何を弾いても「ちょっと遅く」なり、「モッサリ」している演奏になります。私は、長年このもっさり演奏に悩まされてきました。
これは、深くピックが当たりすぎています。
このくらいの深さでいいんですね。
ピックを深く当てるクセがついている人は、時間をかけて補正していくしかないと思います。
ピックのアングルをつけすぎないようにする
アングルを付けすぎない様にしましょう。
コレもやりがちなピックングの仕方だと思います。
アングルを付けて弾くと、あたかも深くピッキングしていないかのようですが、実際にはピックの側面で擦っているだけです。実際には深く当たっているんですね。
音は「カサカサカサ」とさすっている様な音になり、雑音だらけになります。また、音にパワーがありません。
こちらが、ピックが曲がりすぎな状態。親指も曲がってしまいます。基本的には親指は過度に曲げない様にします。
このくらいの角度がちょうど良いでしょう。
ピックを斜めに当てない
ピックを斜めに当てない様にしましょう。
ピックを斜めに当てるとダウン・ピッキングの時はスムーズに弾けますが、アップ・ピッキングの時に引っかかるという弊害が発生します。そして、結果的にダウンとアップの時で、音量差が生まれる事にも繋がってしまうんですね。
こんな風にピック全体が見えてしまうと斜めにしすぎています。
まとめ
以上を踏まえて、簡単にまとめると、ピックの先端で、アングルを付けずに、真っ直ぐ弾くと綺麗にピッキングする事ができます。
しかし、例えばメタルのリフを弾くときは、少し角度をつけた方が(角度の付けすぎはダメですよ)、ノイズが出てヘビーになるといった理由で、あえて角度をつける場合もあります。
またスイープピッキングをする時は、少しピックを寝かせる形で弾く場合もあります。
これらはあくまで基本が出来た上での応用なので、まずはしっかりと綺麗に弾ける様になる事が先決でしょう。
最後に、私がYouTubeで見つけた方の動画です。國分剛さんという方なのですが、かなり速弾きが上手いです。日本人でここまで弾ける人は中々いないのではないでしょうか。では、また!!