海外FX業者XMTradingの強制ロスカットの計算に必要な用語と計算方法を解説!!
皆さん、こんにちは。
FXソルジャーの前田さんです。
最近、主戦場を国内から海外FXに移しました。
国内FXでも取引はしますけど、海外の方がレバレッジが高いので資金効率がいいんですね。
さて、海外FX業者であるXMTradingを利用する際に、いくらでロスカットされるのか気になりますよね。その計算の仕方に関してご紹介します。
証拠金とは?
証拠金(必要証拠金とも呼ばれる)とは、FXのトレードをする際に、口座開設をしたFX業者に預ける担保金のことを指します。
海外FX業者であるXMTradingでは、保有しているポジションの損が拡大して証拠金維持率が20%以下になると、強制的にポジションが決済される「強制ロスカット」が執行されます。
その場合、証拠金の20%しか手元に戻りません。ちなみに、国内FXでは証拠金維持率が50%以下になると強制ロスカットになります。
そのため、トレード中は強制ロスカットされないように気をつける必要があります。
1トレードあたりの証拠金の金額は、各FX業者が提示するそのときのレートによって、また通貨ペアによって変わります。
1万通貨のポジションを保有するとき、レバレッジ25倍の国内FX業者で取引するためには、少なくとも数万円の証拠金が必要となります。
しかし、数百倍の高いレバレッジを利用できる海外FX業者だと、1000円程度の証拠金でポジションを保有する事が可能になります。
なお、1万通貨のポジションを保有していて為替が動いたときに発生する損益は、高い証拠金を支払った業者でも、安い証拠金を支払った業者でも同じです。
そのため、できるだけ少ない証拠金で取引できるFX業者の方が、少ない資金でトレードできるため、資金効率が良くなります。
また、XMTradingではゼロカットシステムというのがあり、証拠金以上に相場が大きく動いてロスカットされても追証になる事はないので、その点は安心できます。
XMTradingのロスカット計算に必要な用語と計算方法を解説
ロスカット計算を語る上で必要な用語に、残高・クレジット・有効証拠金・必要証拠金・余剰証拠金・証拠金維持率の6項目があります。
- 『残高』⇨口座残高。
- 『クレジット』⇨ボーナス。
- 『有効証拠金』⇨残高+クレジット+含み益。※含み損の場合は、残高+クレジット−含み損になります。
- 『必要証拠金』⇨約定レート×取引数量÷レバレッジ。
レバレッジ888倍で10万通貨のドル円111.573円でトレードする場合、
111.573円×100,000通貨÷888倍=12,567.527円となります。
現在価格の必要証拠金の計算は→ FX証拠金計算ツール こちらで計算可能です。
- 『余剰証拠金』⇨有効証拠金−必要証拠金。
- 『証拠金維持率』⇨有効証拠金÷必要証拠金×100。
例)残高50,000円、クレジット10,000円で新規でドル円10万通貨を買うと想定。
ドル円111.00円の場合、必要証拠金は12,500円です。
その後、110.75円に下落した場合、−25pipsで25,000円の含み損になります。
ドル円、10万通貨、111.00円ロング → 110.75円と−25pipsになり、含み損は−25,000円で保有中となります。
この場合の証拠金維持率は、有効証拠金(残高50,000円+クレジット10,000円−含み損25,000円)=35,000円
有効証拠金35,000円÷必要証拠金12,000円×100=約291%
という計算になります。
慣れるまでは計算に戸惑うかもしれません。
いくらになったら強制ロスカットが執行されるのか?
一番気になるのは、いくらになると強制ロスカットが執行されるのかという点ではないでしょうか。
XMTradingは、証拠金維持率が20%を切ったらロスカットになります。
なので、必要証拠金12,500円の20%の2,500円になったらロスカットが執行されます。
残高50,000円+クレジット10,000円の合計60,000円が2,500円になればロスカットなので、60,000円−2,500円=57,500円の損失となります。
57,500円分は10万通貨で57.5pipsなので、110.00円から57.5pip下がった109.425円になればロスカットが執行されるという計算です。
頭がこんがらがりそうですが、慣れればなんて事はないですよ。
ロスカットされるラインもしっかりと把握してトレードに励みましょう!!