トルコリラの見通し。2020年以降も長期保有する方にはオススメの通貨!!
(トルコの中央アナトリアにある歴史的地域カッパドギア。いつか行ってみたいです)
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皆さん、こんにちは。
FXソルジャーの前田さんです。
トルコリラが急落しています。
1ヶ月前まではトルコリラ円が21円20銭あたりを推移していましたが、現在、20円40銭辺りにまで落ち込んでいます。
ここで過去のトルコリラのチャートを振り返ってみます。
2013年〜2014年頃はトルコリラは50円台を推移していました。
2008年頃なんて90円台です。
その後は、ずっと下落傾向ですが、2008年頃にロングでエントリーしていた方は、ほとんど強制ロスカット、もしくは損切りを強いられているでしょう。
腰が抜けましたか?
そうでしょう。
この10年間で90円台から一時18円台に下落していた時期もあるため、最大で80%ほど下落したという事になります。
為替は様々な要因によって変動するため、この先どうなるかは誰にも分かりません。
不定期ですが、こちらの記事で、トルコリラのニュースをまとめている記事もあるので、よければ参考にして下さい。
Contents
アメリカが2019年も少数回利上げをする可能性が高い
まず、目を光らせないといけないのが、アメリカの金利です。
アメリカが引き続き利上げを行うと、新興国(トルコ、ブラジルなど)から資金が流出し『ドル』に資金が集まり、結果的に新興国通貨が下落する事になります。
2017年からアメリカは本格的に利上げを行なっていて、2018年、2019年も利上げを行なっていく方針を掲げています。
利上げに比例してドルは上昇し、トルコリラは下落傾向にあります。
まぁ、トルコリラはもともと下落傾向ではありましたが、利上げによって、さらに下落していきました。
追い打ちをかけられた格好になるわけです。
つまり『2019年にも少数回、利上げを行う可能性が高い→ドルに資金が集まる→トルコリラの下落は続く可能性が高い』ことが予測できます。
エルドアン大統領が中央銀行の金融引き締めに対して、反対姿勢を示している
中央銀行の金融引き締めは、トルコリラの上昇につながります。
しかし、エルドラン大統領がこれに反対をしているのです。
このエルドアン大統領の姿勢には市場関係者から疑問の声が湧き上がっています。
もちろん、エルドアン大統領としては、トルコの経済情勢、今後の発展などを踏まえた上で金融引き締めを反対しています。
金利が上昇すると、その国の通貨の価値が高まるので資金が集まり、上昇するという毛です。
実際にアメリカは利上げ後はドルが上昇しています。
エルドアン大統領による金融引き締め反対の姿勢があるため、トルコリラの見通しは少し暗いと言えるかもしれません。
2019年以降(長期的に)はトルコリラが上昇する見通しもある!
しかしながら、トルコリラが上昇する見通しもあります。
- トランプ大統領とトルコの対立解消
- トルコ中央銀行がさらに金融引き締めを行う
- 2019年以降は、アメリカが”頻繁に”追加利上げを行う可能性が低い
上記3点が揃えば上昇する期待値も高くなります。
それぞれ解説していきます。
トランプ大統領とトルコの対立がおさまる
アメリカは2018年11月の中間選挙のために、トランプ大統領は有権者の指示を獲得する事を目的とした過激な発言やパフォーマンスを行なっているのではないかと市場からは見られていました。
トルコ側も2019年3月に地方選挙を控えているので、アメリカとトルコの対立が落ち着くのは3月以降になると見られている節があります。
そのため、トルコリラの投資を考えている人は、2019年3月まで様子を見るというのも1つの手だと思います。
ちなみに私は先日の急落でユーロトルコリラを強制ロスカットされました(涙)
トルコ中央銀行がさらなる金融引き締めを実行する
2018年9月13日にトルコ中央銀行は金融引き締めとして政策金利を、17.75%から驚異の24%に引き上げることを決定しました。
これは市場の予想を大幅に上回る利上げでした。
トルコリラは大きく上昇したのを覚えています。
金融政策決定会合後の会見で、トルコ中央銀行が「必要ならさらなる金融引き締めを行なうこと」を発表しています。
トルコ中央銀行の宣言通りにさらなる金融引き締めによって金利が上昇すれば、トルコリラの上昇も期待できるというわけです。
米国が頻繁に利上げを行う可能性が低い
2019年は少数回は利上げを行う可能性が高いのですが、2020年以降は利上げを頻繁に行う可能性が低いと思われます。
理由は、利上げは景気がいい時期に『景気の過熱感を抑制するため』に行うものだからです。
実際にBloomberg(ブルームバーグ)も、2019年以降は少数回は利上げを行うが、2020年以降は、頻繁に利上げを行う可能性は低いとコメントしています。
そうなってくると、
『アメリカが頻繁に利上げを行う可能性は低い』
↓
『米ドル通貨への投資魅力が低下』
↓
『相対的に新興国通貨の魅力が高まる可能性が期待できる』
↓
『高金利なトルコリラへの投資魅力が上がり買われる』
と想定できるというわけですね。
トルコリラ2019年以降:見通しのまとめ
長期視点でトルコリラの高金利を狙って運用を考えている人には、非常に向いている通貨ではないでしょうか。
2020年以降はアメリカの利上げ回数が減少すると考えられている中で、トルコリラへの投資魅力が高まり、利息の積み上げだけではなく、為替差益もダブルで狙えてしまうからです。
2020年以降も長期で保有できる方には、トルコリラは非常にオススメです。
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トルコリラのニュースまとめ
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是非、ご覧ください。