【徹底解説】TradersTrust(トレイダーズトラスト)のメリットとデメリット!!
『TradersTrust(トレイダーズトラスト)のメリット・デメリットをご紹介します。』
皆さん、こんにちは。
FXパフュプリムソルジャーの前田さんです。
今回は、バミューダ共和国を拠点に日本人向けにブローカー業務を展開している海外FX業者TradersTrust(TTCM)をご紹介したいと思います。
日本人向けサービスへの取り締りが厳しくなったのをうけて、2018年に新法人TradesTrust BMを設立して、サービスを一新しています。
(ちなみに、TradersTrustは口座スペックをよく変更します)
「透明性」という部分に重きを置いており、積極的な情報開示や取引環境の整備に投資している実直なブローカーです。
公式サイトを覗いてみると分かりますが、海外FX業者にありがちな変な日本語の使い回しもなく、デザイン性も高いので、とても見やすいです。
最初に結論から申し上げますと、TradersTrustは初回で資金200万円を入金可能なスキャルピングトレーダーのみ利用を一考する余地がある海外FX業者です。
また、新規に口座開設する方は、口座開設ボーナスで5,000円分の証拠金をゲットできるので、ボーナス狙いの方にもオススメです。
(ボーナス資金の受取る為には、口座開設フォームへ入力する際に、プロモーションコードとして、HEISEI_5000JPYと入力する必要があります)
2020年2月現在、口座開設ボーナスは終了しています。
その代わり、100%入金ボーナスを実施しているので、そちらを是非ご利用下さい。
関連記事⇨海外FX業者TTCM(トレーダーズトラスト)、100%ご入金ボーナスキャンペーン実施中!!
では、詳しく解説していきたいと思います。
Contents
- 1 TradesTrust(トレイダーズ・トラスト)の特徴
- 2 口座開設ボーナスがある
- 3 入金ボーナスは条件付きでボーナス分も出金可能なキャンペーンあり
- 4 TradesTrustが取得しているライセンス
- 5 完全NDD方式(A-book)を採用しているため、取引の透明性が高い
- 6 約定力が高く、平均100ミリ秒で注文が通る
- 7 ゼロカットシステムを採用(追証なし)
- 8 入金・出金の手段が豊富(国内銀行送金やbitwalletにも対応)
- 9 TradersTrustの弱み① VIP口座の最大レバレッジは200倍、ロスカット水準は50%
- 10 TradersTrustの弱み② クラッシク口座・プロ口座のスプレッドは並
- 11 TradersTrustの弱み③ クラシック口座・プロ口座には取引ロットに応じたキャッシュバックがあるがスズメの涙程
- 12 TradersTrustの弱み④ 信託保全なし、資金は分別管理のみ
- 13 TradersTrustの弱み⑤ 出金の際に手数料を徴収されるケースがある
- 14 TradersTrustの弱み⑥ デモ口座開設時にも書類を提出する必要がある
- 15 まとめ
TradesTrust(トレイダーズ・トラスト)の特徴
TradersTrustの特徴を箇条書きにしてまとめてみました。
【TradersTrustの強み】
- 初回最低入金額200万円のVIP口座のスプレッドが激狭
- 完全NDD方式を採用しており取引感環境の透明性が高い
- 自社測定で「平均100ミリ秒以内で注文が通る」ほど約定力が高い
- ゼロカットシステム(追証なし)を採用
- 完全日本語対応で日本人向けサポートも充実している
- 入金・出金の手段が豊富で国内銀行送金やbitwalletに対応している
【TradersTrustの弱み】
- VIP口座で最大レバレッジが200倍までしか利用できない
- VIP口座以外(クラシック口座・プロ口座)のスプレッドが並
- 信託保全のスキームがない
- 出金で手数料が発生する場合がある
- デモ口座の開設が少し面倒くさい
VIP口座はスプレッドが海外FX屈指の低スプレッドとなっていますが、初回最低入金額も200万とハードルが高くなっています。
そのため、利用者は少ない様ですが、海外FX屈指の低スプレッドを誇っているのは間違い無いでしょう。
他の口座タイプ(クラシック口座・プロ口座)に関しては、スプレッドは並の水準で、キャッシュバックもすずめの涙程度だったので、特に利用価値はないでしょう。
つまり、資金200万円を入金可能なスキャルピングトレーダーのみ利用を一考する余地がある海外FX業者という事です。
透明性のあるNDD方式の注文処理の下、高速約定を実現しているので短期売買メインで、かつ200万円を用意できるトレーダーにはうってつけと言えるでしょう。
口座開設ボーナスがある
TradersTrustでは、新規に口座開設する方に証拠金5,000円を付与してくれるサービスがあります。
口座開設フォームへ入力する際に、プロモーションコードとしてHEISEI_5000JPYと忘れずに入力して下さい。
2020年2月現在、口座開設ボーナスは終了しています。
そして、口座開設とプロフィールが承認されれば、証拠金を5,000円分ゲットできます!!
ボーナス資金の利用可能期限は、90日(カレンダー上の90日なので、土曜日曜・祝祭日も含みます)となるので注意しましょう。
ボーナスの5,000円は出金できませんが、利益分は出金できるので、頑張って増やして下さい!!
入金ボーナスは条件付きでボーナス分も出金可能なキャンペーンあり
TradersTrustでは、随時入金ボーナスキャンペーンを実施していますが、何と入金ボーナス分も条件を満たせば出金可能という、他の海外FX業者ではないサービス内容となっています。
条件を満たせばボーナス分も出金可能とあらば、トレーダーもやる気マックスになる事間違いなしでしょう。
気になる条件の内容ですが、クレジットボーナスは、1ロット(往復取引)を300円として換算する事が可能となっています。
例えば、300,000 円のクレジット・ボーナスを出金可能な残高に変換する為には、300,000JPY÷300JPY =1,000 ロットの取引を 90 日以内に完了する必要があります。
TradesTrustが取得しているライセンス
TradersTrustが取得しているライセンスは、下記の通りです。
- 欧州向け法人(TradesTrust CY)は、キプロスでライセンス登録している
- 日本人向け法人(TradesTrust BM)は、バミューダ共和国でライセンス登録している
特に欧州向け法人がライセンス登録しているキプロスの金融当局は規制が厳しいことで有名です。
一般論として以下の国のライセンスを取得案件は厳格な為、信頼度が高いとされています。
- キプロス
- イギリス
- ニュージランド
また日本人向け法人もライセンスに登録しているので、一定以上の信頼性があると言えるでしょう。
完全NDD方式(A-book)を採用しているため、取引の透明性が高い
TradersTrustは、NDD方式を採用しているA-bookの海外FX業者です。
トレーダーの注文に業者内のディーラーが介在せずに、注文はインターバンクやカバー先のリクイデティプロバイダーに流れます。
つまり、TradersTrustは注文を流しているだけなので、トレーダーが勝とうが負けようが関係ないという事です。
トレーダーと業者が利益相反しないので、DD業者でありがちな、
- レートずらし
- ストップ狩り
- 約定拒否
といった心配をしなくてもいいというわけです。
TradersTrustは、注文のアグリゲーターであるPrimeXMと契約している為、正真正銘のNDD業者であると言えます。
多くの海外FXブローカーがPrimeXM社を利用しており、ブローカーがリクイディティプロバイダに注文を出す際に介す代行業者のようなキプロスブローカーになります。
アグリゲーターとは、FX市場(インターバンク)に参加している金融機関の価格を集めている機関のことです。
- PrimeXMが金融機関の価格を集める
- PrimeXMが集めた価格をTradesTrusがプラットホーム上で表示する
上記の流れを経てトレーダーと金融機関の注文がマッチングするというわけです。
約定力が高く、平均100ミリ秒で注文が通る
TradersTrustは、約定力も優れています。
公式HPでは「全ての注文が平均100ミリ秒以内に処理される」ことが名言されています。
利用してみれば分かりますが、確かにサクサクと約定します。
ゼロカットシステムを採用(追証なし)
TradersTrustは、ゼロカットシステム(追証なし)を採用しています。
その為、口座残高以上にはマイナス(追証発生)にはなりません。
入金・出金の手段が豊富(国内銀行送金やbitwalletにも対応)
TradersTrustは、入金・出金の手段が豊富に用意されています。
- 国内銀行送金での入金
- クレジットカードでの入金・出金
- ビットコインでの入金・出金
- bitwallet経由での入金・出金
特に国内銀行送金とbitwalletは、利便性を向上させている2大ポイントと言えるでしょう。
【国内銀行送金】
TradersTrust指定の国内銀行口座に振り込むだけで入金可能。
手数料は無料(銀行への振込手数料のみ)で、1営業日以内に着金する。
【bitwallet】
bitwalletとは、オンラインウォレット(電子財布)の事です。
- 口座維持手数料無料
- 入出金スピード即時
- 海外FX業者⇔bitwallet間の入出金手数料無料
便利なサービスなので、bitwalletアカウントを開設していない方は、この機会に開設することをオススメします。
TradersTrustの弱み① VIP口座の最大レバレッジは200倍、ロスカット水準は50%
VIP口座の最大レバレッジは200倍です。
強制ロスカットの水準は50%なので、実質的なレバレッジは50倍~100倍程度の運用になり資金効率が落ちます。
しかし、VIP口座は200万以上の入金をしなければならならいので、そこまで大きなレバレッジを必要ないとも言えます。
TradersTrustの弱み② クラッシク口座・プロ口座のスプレッドは並
TradersTrustには、最大レバレッジ500倍で取引できるクラッシック口座・プロ口座が用意されているのですが、スプレッドが狭くありません。
- クラシック口座
→ドル円で平均1.8pips - プロ口座
→ドル円で平均0.8pips+取引手数料0.6pips(1ロット取引あたり600円)=平均コスト1.4pips
やはり、VIP口座(ドル円平均で0.7pips)と比べると見劣りしてしまいます。
また、他の海外FX業者と比べても特筆するような水準ではありません。
TradersTrustの弱み③ クラシック口座・プロ口座には取引ロットに応じたキャッシュバックがあるがスズメの涙程
クラッシク口座とプロ口座では、日次でのお取引量、往復10ロットを超えると、以下テーブル記載のVIPキャッシュバック報酬の対象となります。
(日次での取引量は、MT4サーバー時間00:00〜23:59までが計算対象)
しかし、キャッシュバック金額が、控えめな印象を受けます。
30lot取引した場合、受け取れるキャッシュバックは30ドルです。
pipsに換算すると、0.1pips分です。
上述したスプレッドが0.1pips狭くなるくらいの恩恵しかありません。
正直、スズメの涙ほどしかないので、口座開設ボーナス狙いでない限り、キャッシュバックにつられて安易にクラッシク口座とプロ口座を開設しない方がいいでしょう。
TradersTrustの弱み④ 信託保全なし、資金は分別管理のみ
TradersTrustは、信託保全は採用しておらず、分別管理となっています。
倒産など、万が一の事があった場合、トレーダーの口座資金が戻ってくる保証はありません。
しかし、TradersTrustの資本とは別の銀行で分別管理されている為、顧客資金が流用されるリスクは小さいと言えます。
TradersTrustの弱み⑤ 出金の際に手数料を徴収されるケースがある
TradersTrustは、下記2つに当てはまる出金の場合、手数料が発生します。
- 往復取引の回数が「入金回数×10回」を下回る
→出金額の5%の手数料が発生する - 20,000円(200ドル)以内の金額を出金
→一律1,500円(15ドル)の手数料が発生
仮に2万円入金して1回だけ取引した後、2万円を出金申請する場合2,500円の手数料が発生するので注意しましょう。
TradersTrustの弱み⑥ デモ口座開設時にも書類を提出する必要がある
TradersTrustでデモ口座を開設する際に、リアル口座同様に書類を提出する必要があります。
他の海外FX業者が書類提出なしでデモ口座を利用できることを考えると、少し面倒だと言わざるを得ません。
(まぁ、そこまで大した手間ではありませんが・・・。)
デモ口座を開設したい方は、XMTradingなど書類を必要としない業者を利用するといいでしょう。
XMTradingのデモ口座開設はこちらからどうぞ⇨デモ口座を開設する
まとめ
いかがだったでしょうか。
TradersTrustは、以下の目的で利用するといいでしょう。
- 口座開設で5000円の証拠金ゲットできるボーナスがあるので、ボーナス狙いの口座開設
- VIP口座を開設(最低200万必要)してスキャルピング狙いのトレード
皆様のご武運を祈ります。