トルコリラ、イランからの原油を輸入すると経済制裁の対象へ!?
『トルコリラが苦戦中です。』
皆さん、こんにちは。
FXトルコリラソルジャーの前田さんです。
連休前にして、トルコリラはじり安な展開となっています。
トルコリラ円(TRY/JPY)、19.05円。
ドルトルコリラ(USD/TRY)、5.85879リラ。
これは完全にキテますね。
連休前で手仕舞い優勢の流れ
トルコリラに限らず、新興国通貨に関しては、先週末からの海外市場休場と、今週の日本10連休前の手控え優勢と見られる地合の中で、じり安展開となっているものが多くなっています。
やはり、リスク資産と目されることの多い新興国通貨は、祝日などを前に手仕舞いとする向きが多く、ロンポジションの整理で下落する傾向にあります。
今回は10連休と長いので、それだけその間にネガティブな事案が発生する可能性も高まりますし、逃げられないですからね。
アメリカのイラン禁輸措置による原油高によって、収支構造に負の影響を受けやすいトルコリラ円は、引き続きじり安な展開が予想されます。
南アフリカランド円やブラジルレアル円といった人気の比較的高い新興国通貨も、今週はじり安な展開が続いています。
トルコは原油をイランに依存している国
トルコは、イランからたくさんの原油を輸入しています。
今回、アメリカはイランから輸入したら、トルコも制裁対象になると発表しました。
特例措置で日本やトルコはイランから、原油の輸入を認められていましたが、 5月2日にこの特例措置を打ち切るそうです。
これからイランの原油を輸入した場合、日本であろうとトルコであろうと制裁の対象になってしまいます。
トランプちゃん・・・。
あんた、何ちゅう事をやってくれるんや。
GW前だというのに・・・。
あんた、何ちゅう事をやってくれるんや。
原油高でガソリンの価格が高くなる可能性があります。
お出かけ予定の方は、早めに給油した方がいいかもしれません。
話は戻って、トルコはこのアメリカの発表に対し、拒否反応を示している(日本は対応するようです)のですが、何故かトルコリラは、そこまで反応していないようです。
アナリストも「通常なら売り要因だが、なぜ反応しないのか??」と疑問を呈しているようです。
今回のアメリカのイラン禁輸措置により原油価格が上昇しています。
これは、トルコのインフレを高めることになりますので、いずれにしろ、トルコリラには影響が出てくることでしょう。
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